◎昆布産業と歴史◎


コンブロード

昆布の産地は北海道。江戸時代中期に、日本海沿岸を経由する「北前船」により福井県の
若狭湾に面した敦賀市を中継地とし、関門海峡から瀬戸内海を経て「天下の台所」大阪に入った。
この北前船航路に、鹿児島ー沖縄を結んだ薩摩藩の密貿易ルートを加えた海の道、
それが「コンブロード」といわれています。
沖縄では大昔から、釧路,根室などの道東の「ナガコンブ」中でも「棹前昆布」をよく食べます。
「ナガコンブ」を豚肉などと煮てこれを野菜の様にしてさかんにたべます。

アルギン酸とは....

アルギン酸は19世紀末に発見された多糖類の食物繊維無害で、高い粘着性が食品加工から歯磨き粉、化粧品、アイスクリーム
等の材料にまで幅広く利用されています。アルギン酸の水溶液を直径0.05mm以下の細かい網目で漉(こ)し、糸状の繊維にし、
これを素材にした紙は一般のパルプ紙よりも繊維が強く絡み合い、手で触れても紙特有の「パリパリ」という音が出ません。
これに目を付けた音響メーカーのパイオニア(本社・東京)が、平成2年にスピーカーの振動部分に取り入れ、製品化しました。
「雑音の少ないコンブのスピーカー」として話題になり、現在も生産されています。
現在、アルギン酸の「紙」から生鮮食品のラップや人工皮膚を開発する研究も進められています。

昆布と健康

「昆布」は、だしとしてはもちろん、色々と調理されて食されています。しかし、
昆布を毎日欠かさずたべると、「緑黄色野菜にはない病気予防の力」があるのです。
たとえば大腸ガンなどの発生率を低下させる事も研究の結果確認されております。
これはコンブに含まれる多糖類「フコイダン」の働きで、硫酸基を持ったフコイダンは、
体内でがん細胞の表面と反発し合う性質があり、がんの発生や増殖を抑える働きがあります。

貝殻島とは。。。。

「貝殻島」とは、納沙布岬から約2.7kmの沖合にある小さな岩礁で、いわゆる"島"ではありません。
"かいがら"島と言われているのは、つぶやほたてなどの色々な貝殻が海流の関係で、たまって
出来たらしい...のですが、本当の事はわかりません。当然、潮が満ちると岩礁はすっぽりと海中に隠れますが、
干潮の時は現れます。納沙布の沖合は、太平洋とオホーツク海の交わる所なので海流によって島が移動
している様だ、とも言われてます。一応古びた灯台もありますが今は使われてはいません。
納沙布岬の各施設(展望台など)から望遠鏡で眺めると、「貝殻島」「水晶島」「国後島」等の島々
の壮観な景色が拝めます。。。。。ロシアの国境警備隊の監視船も視界に入り、「北方領土」
問題も考えさせられますが.....