=釧路、根室地方の代表的昆布=
オニコンブ
オニコンブは北海道東部の厚岸(あっけし),霧多布(きりたっぷ),落石(おちいし),歯舞(はぼまい)など
太平洋沿岸の各地、根室湾一帯及び知床(しれとこ)半島羅臼(らうす)沿岸など根室海峡に分布し更に
歯舞諸島やクナシリ、エトロフ両島やサハリン南部からも知られるコンブです。
北海道内ではいずれの生息場所も湾内、入江、島陰、港内など波浪が直接当たらないような静穏な海域です。
このために葉体はかなり大型になりますが、品質も地方によって差があります。オニコンブの典型的な形態は
茎が太く短くて葉は幅広く、厚岸、浜中(はまなか)地方の鬼昆布と羅臼地方のいわゆる「羅臼昆布」が
これにあたります。根室湾一帯に生育する物はこのようなオニコンブの特徴とは少し違い、茎が長く
葉幅がやや狭いものです。厚岸から歯舞地方の漁業者が「ばふら昆布」(または「春茎長」)と呼ぶ
ようなものはこの昆布の3年目の葉体でまた「大厚葉(おおあつば)」とは3年目の秋の物につけられた
呼び名です。またこれらの2年目の葉体は「茎長(くきなが)」または「首なが」とよばれています。
主に加工用につかわれています。
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